アルミホイールコーティング

ボディよりも過酷な環境にさらされている
アルミホイールのお手入れはどうしてますか?

 

雨が降れば泥水がもろにかかり、ブレーキローターの鉄粉を浴び続ける、さらに、ブレーキによる高熱にさらされる。
こんな過酷な状況にあるホイールですが、意外とメンテナンスに気を配っている人って少ないのではないでしょうか?ホイールも「塗装面」なので、放っておくとボディーと同じようにキズも付くし、ツヤがなくなったり、鉄粉でさびが発生したりしてしまいます。
キズもつきにくく、鉄粉も刺さりにくい。もちろん水はじきも抜群!!
「おしゃれは足元から」なんていうけど、いつもホイールがきれいなのは気持ちいいですよ!

コーティング後の汚れ落としは、楽ですよ!~

ホイールコーティングをしたからといって汚れが付かないわけではありません。 でもその汚れを落とすのはすごく簡単です。

リムの部分などにはやはり汚れが付いています
写真のホイールはコーティング後、2ヶ月くらい経過したものです。コーティング前と比べるとディスク面などの汚れは付きにくくなったようで比較的きれいに見えます。しかし近くで見ると、リムの部分は、泥、ブレーキダストなどで結構汚れているのがお分かりいただけると思います。このような汚れはコーティングをしていないホイールの場合、洗剤やピッチ・タール落としなどを使用しないときれいになりません。

柔らかいスポンジで軽く水洗いだけ
このホイールはコーティング済みですので水をかけて柔らかいスポンジで軽く擦るだけです。この写真のようにあっという間に元の輝きが戻ります。当然、撥水効果も落ちていません。写真でお伝えできないのが残念ですが、手で触った感じもツルツルのままで、ブレーキローターからの鉄粉や、ピッチ・タール等からも守られているのが分かります。

施工工程のご紹介

ホイールだって、ボディーのコーティングと同じように工程を守ってきっちり作業をしないと、仕上がりも悪くなるし耐久性も落ちてしまいます。
アイ・ティー・オー・サービスでは、ボディーコーティングと同じように1本1本丁寧に完璧に仕上げます!!

1.まずは水洗い

ホイールは、泥やブレーキダスト、ピッチ・タールなどいろんな汚れがついている。
そのままコーティングしたって意味がない。
まずは、このあとの作業で、ホイールにキズが付かないように、泥やほこりを十分に洗い流しておきます。

2.鉄粉取り

ホイールには、ブレーキローターからの鉄粉が付きやすい。鉄粉除去剤の「テットル」を使って鉄粉を落とします。「テットル」を吹きかけると写真のように鉄粉が紫色に変色して流れてくる。

距離を走った車だと、ホイール全体が紫色に・・・なんてことも多い。
深くまで鉄粉が刺さっていることもあるので、スポンジで軽く擦ってあげると良く落ちる。
酷い場合には鉄粉取り用の「粘土」も使用します。

最後は、水で良く洗い流す。
テットルが残ったまま放置すると、塗装面を傷めることがあるので、センターキャップ周辺やディスクとリムのすきま、ナット穴など細かい部分もたっぷり水をかけて洗い流します。

3.汚れ落とし、脱脂

テットルの作業でも汚れは結構きれに落ちていると思うが、最後に残った汚れと油分を完全に落としてコーティングするための最適な状態に仕上げます。
ここでは、業務用の脱脂シャンプーを使用しています。
まずは少量を付属のスポンジに付けて・・・

始めは少し水をかけて泡立ててから全体を磨いていきます。このシャンプーには、少量のコンパウンドが入っていますが、粒子が細かく含有量も少ないので表面が傷つくことはありません。複雑な形状のホイールでも、丁寧に隅々まできれいにします

洗浄が終わったら水洗い。汚れや油分が残っていないか確認しながら、シャンプーを完全に洗い流します。
シャンプーを完全に流しきれたら、柔らかいタオルで水分をふき取ります。まずは少量を付属のスポンジに付けて・・・

タオルでふき取りきれなかった水分は、キッチンペーパーを使ってでふき取ります。
コーティングの際には「水分はご法度」なので細かいところも完全にふき取ります。

4.コーティング

専用の塗布ペーパーにコーティング剤を少量付ける。
べっとりたくさんつけてもふき取るのが大変になるだけ・・・
なので本当に少しです。

ホイール全体にコーティング剤を伸ばしていく。塗り残しがないように、丁寧に!細かい部分は、簡単な冶具を使ったり工夫して塗ります。皮膜がすごく硬くなるので厚く塗りすぎるとひび割れることがあります。塗りすぎに注意です!

最後にミクロクロスで余分なコーティング剤をふき取り作業終了。
厚塗りは禁物なので細かいところも良くふき取るように気をつけます。

これでアルミホイ-ルコーティングのできあがり・・・

以上の作業で、すすけていたホイールもキラピカ☆に変身?です。
コーティングの硬い被膜が長期間ホイ-ルを守ってくれます。表面硬度9Hの硬い皮膜がホイールを守ってくれます。当然汚れもつきにくく水洗いで簡単にきれいになる!
但し、作業後5~6時間くらいは、水に濡れないほうが良いので、天気が悪くなりそうなときは気をつけたほうが良いです。
また、完全硬化までは1週間くらいかかる。その間は鉄粉が刺さりやすい状態なので、ハードな運転は避けた方が良いですよ。

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